スト5(ストリートファイターV) 攻略情報ブログ

スト5(ストリートファイター5)の攻略情報等、プレイヤーの皆様の為になる情報をまとめるブログ。

クリティカルアーツの当て方

他の格ゲーでいう「超必殺技」にあたる今作の「クリティカルアーツ」について考察する。

 

 

スポンサーリンク

 

クリティカルアーツ(以下、CA)の特徴

CAは、全キャラにつき1つ(Vトリガーなど例外あり)持っており、いずれも以下の特徴を持つ。

EXゲージが3本溜まってるときだけ打てる。

EXゲージを3本消費する。

打つ前に暗転する。

(ほとんどが)発生時/発生まで無敵時間がある。

(ほとんどが)ダメージが大きい。

(ほとんどが)外した時、ガードした時の隙が大きい。

削りダメージでKO出来る。

 

要は超必殺技である。普通の必殺技と違い、いろいろと制限はあるが当てれば強い技、という認識でよい。というか、それ以外の性能はキャラによって異なるので、自キャラのCAについて調べておく事。

高威力/高性能な技なので、対戦においては「如何にしてCAを当てるか」も、重要になってくる。

 

 

CAの当て方

1.コンボで当てる

各キャラ毎に、「CAでキャンセル出来る技」が用意されている。コンボレシピとして、[コンボ] > CA となるので、ヒット確認からCAにつなぐ事ができ、ガードされるリスクを大幅に軽減できるのが強み。

 

しかし、コンボのヒット数によってはコンボ補正がかかってしまい、以下の選択肢よりもCAで与えるダメージは減ってしまう事が多い。CAは当てた後自分のEXゲージが空になってしまうので、「倒しきれない上にこちらのゲージが空」という状況になることもある。倒しきれるかどうかの判断、ゲージが無い時の立ち回りなど、考慮する事は多く、場合によっては「キャンセルCAも出来るけど、今は打たない」という判断も必要になる。

 

また、コンボが長くなるため、当然難易度も上がる。自キャラなり、自分なりのCAを当てるコンボを練習しておこう。

 

長所

ヒット確認が出来る。

 

短所

コンボが出来ないといけない。難易度が高い。コンボ補正がかかり、生で当てるより安い(ダメージが低い)。

 

 

2.ピヨリに当てる

初心者同士の試合でも見られる当て方だが、上級者でも普通に使う。コンボも確認も不要なので、最も当てやすい。(と言われるとミスしそうになるから対戦ゲームは怖い。そして面白い。)

 

注意する点は、ストVの仕様として「暗転中もスタン回復のレバガチャを受け付ける」ということ。スタン中はレバガチャにより通常より早くスタンを回復出来、暗転中も入力は受け付けるので、スタンした間合いによっては、発生が遅いCAなどは間に合わない事もある。その場合は、3.の前ジャンプから入れる方が確実だったりする。

 

また、そもそも「相手をスタンさせる」事自体がハードルが高い。先述のとおりCAを打てばゲージは空になるので、倒しきれるかどうかの判断も問われるし、ヒット数の多いコンボでスタンさせた場合、生当てでも大きく補正がかかることもある。「倒せると思ってCAを打ったら思ったほど減らない」事もあるので、倒せるかどうかの判断が必要。

 

逆に補正が少ない状況なら、コンボから入れた方が減る事も多い。その時々で最良の選択(ダメージ量、倒せるかどうか、自身のコンボ技術も含めて)をするのは意外に簡単では無い事を知っておいて欲しい。

 

長所

最も確実に当てられる。

 

短所

発生が遅いとガードされてしまう。そもそもスタンさせないといけない。スタンした状況によっては補正が大きくかかる場合もある。コンボの方が減る場合もある。

 

 

3.飛び(主にジャンプ強攻撃)から当てる

コンボと言えばコンボだが、ジャンプ攻撃が当たった時に、そのまま生で当ててしまう方法。

 

ジャンプ攻撃、特に強攻撃は当てた時の有利フレームが長く、発生の早いCAであれば連続ヒットさせる事も可能である。相手の飛び道具を見てから飛び込んだ時など「確実にジャンプ強攻撃が当たる!」と思った時は、CAにつなげてしまってもよい。

 

1ヒットからのCAなので、補正も比較的少なく、大ダメージを期待できる。何より、「飛びを通したらCAを喰らう」というプレッシャーを与える事が出来るので、連戦する場合は心理的にも優位に立てる。

 

ただし、打撃硬直状態に当てるので「投げCA」はこの当て方はできない。また、ジャンプ強攻撃が必ずしもCAがつながるだけ有利を取れるとも限らず、高め(早め)に当ててしまうとつながらない事も多い。確認はやや難しいが、出来るようになると非常に強い選択肢である。

 

長所

補正が小さく、大ダメージを取れる。飛びを警戒させる事が出来る。

 

短所

確認/入力がややシビアで難しい。発生が遅い/投げ技では不可。

 

 

4.反撃確定状況で当てる

相手の技をガードした際に、相手側の不利フレーム(=こちらの有利フレーム)が、CAの発生フレームより長ければCAが確定反撃技として使える。その場合、完全に生当てになるので、補正を受けずにまるっとダメージが通る。

 

これも連戦で有効な方法で、次からは「これをガードれたらCAを喰らう」というプレッシャーを受けるので、相手の行動を制限できる。

 

欠点として、フレーム的に条件を満たす状況はそれほど多くない(キャラとCAの発生速度による)ことと、そもそも知識として覚えなければ行けないのが少々面倒ということ。また、フレームでは確定しても、距離が届かなかったり、距離のせいでガードが間に合わなかったりするので、さらに条件は限られる。昇竜拳などの見るからに隙の大きい技は別として、それ以外の確定ポイントは調べておく必要がある。

 

長所

生当てなので、補正なしで当てられる。次から相手の行動を抑止できる。

 

短所

CAの発生、フレーム状況的に難しい場合がある。確定する状況を覚える必要がある。

 

 

5.見てからで当てる

発生が速く、しかも無敵時間がそこそこ長くないと使えないが、相手の技を見てから当たる前に見てからCAを打つという当て方。

 

無敵時間があるCAを飛び道具見てからで打つ(通称「弾抜けCA」)、振りの大きい突進技/移動技に対して当てるなど、意外とこの当て方もあるので、安定して出来るようになるとその行動に対する強力な抑止力になる。

 

しかし、反応速度/入力精度/知識/そもそも(ゲージを吐いて)CAを打つかどうかの判断など、求められる事のレベルが非常に高い。当然状況次第では失敗する事もあるので、要練習だ。

 

長所

生当てなので、補正なしで当てられる。次から相手の行動を抑止できる。

 

短所

かなり早い反応が求められる。こちらと相手の技の知識、入力速度、距離の把握など、難易度が非常に高い。

 

 

6.ぶっパなし

上記のような確認はしないで、「当たりそうだ」と思った時に打つ方法。無敵時間が長ければこちら側不利な状況であれば相手も技を重ねることが多く、それを読んで「不利フレームでCAぶっぱ」は意外と当たる。また、何も考えずに「起き上がりでCA最速打ち(通称「リバサCAぶっぱ」)」も重ねが多い相手には当たりやすい。

 

もちろんだが、確定状況ではないのでガードされる可能性の方が高い。また、「ぶっぱなしCAを当てるしかねえ!」状況と言うのは、既にかなり追いつめられているという事は知っておいた方がよいだろう。

 

長所

生当てなので、補正なしで当てられる。次から相手の行動を抑止できる。警戒していない相手になら当たる。

 

短所

リスクが非常に高い。ガードされると状況次第ではほぼ負け確定になる。

 

 

基本は「確定状況で」「倒しきれる時」に打つ

基本的には、「6.ぶっパなし」はかなりハイリスク。4シリーズのウルコンとは異なり、EXゲージを全放出するため、ガードされると「相手の反撃を喰らってさらにEXゲージが空」という最悪の状況になる。やるとしたら覚悟を決める事。

 

それ以外の選択肢は、技によって/キャラによって/組み合わせによって使い方が全然異なる上に、プレイヤーの個性もあるので、一概には言えない。

 

オススメなのは「2.ピヨリに当てる」と「4.反撃確定状況で当てる」をまずは練習すること。実践で何度も試して「どのくらいの補正だと倒しきれるのか」を把握しよう。コンボや飛びからの「攻めのCA」を身につけるのは後から練習すればよい。

 

また、起き上がりのぶっパなし、通称「リバサCA」は、出来るだけ早めに卒業することをオススメしたい。逆に、「CAぶっパなしていれば勝っていた」場面でも、きっちり確認してから打てるようになった方が、後々の為になるだろう。もちろん、「この試合はどうしても!」「最後の手段!」という時も格ゲーをやっている時はあるので、その時は覚悟を決めて打とう。

 

 

スポンサーリンク