格ゲーと「努力」 - スト5(ストリートファイターV) 攻略情報ブログ

「やり込みは裏切らない」は大嘘

3rdのトッププレイヤー、『メスター』さんの言葉が元で、広くつかわれる言葉に「やり込みは裏切らない」という言葉があるが、はっきり言って大嘘である。やり込みは裏切る。

身も蓋もない事を言うが、格ゲーは向き不向きがある。向いていない人が3000試合で到達するレベルに、500試合程度で到達する人もいれば、6000試合でも到達できない人もいる。器用さ、目の良さ、反射、センスなど、持って生まれたもので差が付いてしまう事も非常に多い。

また、格ゲーは相手あってのものだ。自分が100やり込んでも、相手が200やり込んでいたら負けてしまう。大会などで上位を目指すレベルでやるのであれば(さすがにそんなレベルの人にこのブログを読まれても困るのだが)、本当に「誰よりもやり込む」必要がある。

それでも強くなるためには「やり込み」「努力」が必要

だが、仮に向いていないとしても、自分よりやり込んでいる人に勝てないとしても、今より強くなるためには「やり込み」以上の方法はない。わからない事を調べて、出来るようになるまで練習する。何度負けても繰り返しプレイして努力する。これ以外に、今日より明日強くなる方法はない。あったら管理人も知りたいので教えて欲しい。

格ゲーでもっともうれしい事は「勝てなかった相手に勝てる事」で、「昨日よりも今日強くなる」事だ。そのためには、やっぱりやり込みが必要と言う事になる。

「努力せずに勝ちたい」は正しい

また暑苦しい事を書いてしまったが、「ゲームなんだから努力なんてしたくない」「ゲームの為に練習とか時間もないし無理無理」という人もいるだろう。正論である。ゲームは本来は「遊び」であって楽しむものだ。努力なんて楽しくない事は誰だってやりたくない。

中には「ゲームなんだから努力も練習もやり込みもやりたくない」「でも対戦ゲームだから負けるのも嫌」要は「努力せずに勝ちたい」「楽して勝ちたい」と言う人もいるだろう。というか、本音を言えば皆そうだ。「努力して勝つ」と「努力せずに勝つ」なら、誰だって努力しないで勝ちたい。管理人だってそうだ。

「努力しないと勝てないからこのゲームが悪い」は間違い

ただし、努力してない人が努力している人に負けるのも当たり前で正論だ。ここだけは、自分が「努力している人」でも「努力していない人」でも関係ない。

長くなってしまったのでまとめると、「努力しないと楽しめない/勝てないゲームだ。だからゲームが悪い」というのだけは大間違いである。格ゲーは向き不向きがある。努力した人が必ず勝てるゲームでは決してない。ただし、努力しないと勝てないのはゲームが悪いのではない。負ける方が悪いのだ。

管理人は、別に「だから頑張ってやり込め！努力しろ！じゃなきゃやめちまえ！」とは思わない。ただ、「努力するかどうか」は自分で決めてほしい。格ゲーは遊びだ。やり込むのもやり込まないのも、努力するのもしないのも自由だ。だからこそ、自分で決めて欲しい。