ヒット確認とコツについて
格闘ゲームの基本ともいえる「ヒット確認」について解説する。
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「ヒット確認」って何なのさ?
一般的に格闘ゲームの技は「ダメージの大きい技ほど、ガードされた時の隙が大きい」ようになっている(当たり前だが。 なお、例外もある。
出来ればダメージの大きい必殺技や、高火力のコンボをバシバシヒットさせて、相手をぼこぼこにしたいのはヤマヤマだが、そればかりでは相手にガードされて、反撃をもらいまくってこっちがぼこぼこにされてしまう。
かといって、ガードされても大丈夫な技ばかりで試合をしても、ダメージを少ししか減らせない。そもそもキャラによってはガードされて反撃が無い必殺技が一つもないキャラも少なくない。
そこで、「通常技でコンボを狙い、ガードされている時は通常技でコンボを止め、当たっている時だけ必殺技まで入れて大ダメージを取る」という事が出来ると強い。これが「ヒット確認」である。
詳しいコンボレシピは、キャラによって全然違うので、ここでは「ヒット確認とはこういうもの」と「ヒット確認のコツ」を紹介しておく。
ヒット確認の基本
最初のうちは、「通常技>通常技>必殺技 or クリティカルアーツ or その他大技」というように、「通常技2発でヒット確認」すると良い。
例:リュウ
しゃがみ弱パンチ > しゃがみ中パンチ > 昇竜拳
しゃがみ中パンチまででしっかり画面を見ておき、当たっていれば昇竜拳を入力してダメージを取る。
ガードされていれば、昇竜拳は打たずに、しゃがみ中パンチで止める。
上級者になると「弱攻撃1発でヒット確認して、当たっていれば必殺技。ガードされていれば通常技に切り替えて攻め続ける」なんて事もやるが、これははっきり言ってスーパープレイの領域。
まずは小技2発でヒット確認ができるようになれば、十分だ。
ヒット確認のコツ
◆意識としては「ガード確認」
ヒット確認と書いておいて申し訳ないが、意識としては「ガードされた事を確認したら手を止める」位のほうが成功しやすい。
①コンボを入力。普通に必殺技まで出し切るつもり。
②画面を確認して「ガードされた」事を確認。
③コンボを途中で止める。
①コンボを入力。普通に必殺技まで出し切るつもり。
②ガードされていない。
③そのまま必殺技まで打ち切る。
こちらの方が簡単と思われる。
◆レバー入力を先に済ませて、ボタンを押すまでに間をおく。
昇龍拳などの必殺技は、実はレバー入力からボタンを押すまでに余裕がある。
(レバー入力から少し間をおいてボタンを押しても、必殺技がでる)
これを利用し、「先にレバー入力をすませ、ボタンを押すか押さないかに集中する間を作る」と精度が上がる。
「レバーを動かしながらボタンを押す」という入力よりも、「当たったかどうか」にのみ集中できる。
※人によっては、この「遅らせ具合」に意識を割いてしまい、ヒット確認がおろそかになってしまう(管理人はそうだった)が、この方法は昔からよく聞く方法なので、一応紹介までに。
ヒット確認が上手く出来ない人は、この方法も試してみるのも良いだろう。
◆2段目のヒットorガード状況は見ない。
1発目で確認は難しいと書いたが、要は「1段目でも2段目でも、どこかでガードされていればコンボにはならない=必殺技を出さない」事。
1段目がヒットしていれば、後は何も考えずに必殺技を入力してしまえばいいし、
1段目がガードされていれば、2段目の段階で手を止めればよい。
◆コンボ自体は完璧に。
1段目で確認ができるようになっても、1段目と2段目のコンボをミスしていては意味がない。
まずは、ヒット確認に用いるコンボを正確にできるようになる事。
◆完璧にできるコンボでヒット確認する
実はこれが最も重要。
要は「ミスするかも知れないコンボで確認するのは危険。簡単なコンボで良いから、きっちりヒット確認できるようにしましょう。」という話。
コンボは基本的に「必殺技で締める」事が何よりも重要で、難しいコンボでダメージを取るのはもっと上手くなってからの話。むしろ「ヒット確認をするためのコンボ」くらいの意識でいた方がよい。
正確なヒット確認から、簡単なコンボでもミスらずダメージを取っていく。
ここまでを実践の中で出来るようになれば、初心者卒業は目の前だ。
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