スト5(ストリートファイターV) 攻略情報ブログ

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対空には通常の3倍ダメージ以上の価値がある

管理人が格闘ゲームをする際に、最も重要視していることは「きちんと対空を出すこと」である。特にキャラ対策をするときは、相手の主要な飛び込み技や距離毎に対空技を調べて、練習するところから始めるし、「対空がでないなら、まともな勝ち方は諦める」とまで思っている程だ。

今回は、その対空の意味についてまとめてみる。

 

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対空の意味

このゲームでは特殊なケースを除き「対空が出ない」ことは「相手はジャンプ攻撃だけで攻めを開始できる」と同じ意味である。

要は対空が出ないだけで、「前ジャンプ1回で触れる距離まで近づけばダメージを取りに行ける」という状態になってしまう。こうなると、キャラ相性やコンボ火力なんて全く意味をなさない。ジャンプ攻撃をされるだけで、相手は小技と投げの2択をかける事が出来るからだ。

 

また、このゲームは空中ガードが無く、また「相手が対空出したのを見てからそれをよける」選択肢が非常に少ない。そのため、もし100%対空を出す事が出来れば、相手は「ジャンプした瞬間に対空技を喰らうことが確定」してしまう。

 

しかも、対空技で相手がダウンすれば、そのあとはこちらが攻め込むチャンスにもなる。対空技は、相手に攻めさせない「守り」であると同時に、こちらが確定でダメージを与える「攻め」でもあり、さらに攻めを仕掛ける「攻め始動」にもなり得る、非常に有効な手段であると理解していただきたい。

 

 

対空が出るとき/出ないとき

この効果を式にしてみたので、参考にして欲しい。

※「自分の攻めのダメージ」「相手の攻めのダメージ」はキャラや状況によって異なるが、例として130とした(標準的な当て投げ1回分)

※「対空技のダメージ」もキャラと技によるが、例として90とした(標準的なしゃがみ強攻撃1発分)

 

対空がでない場合

相手の攻めのダメージ:130
自分の攻めのダメージ:0
対空技のダメージ:0
結果:自分にとって-130ダメージ


対空が出る場合

相手の攻めのダメージ:0
自分の攻めのダメージ:130
対空技のダメージ:100
結果:自分にとって230ダメージ

 

と、あくまで期待値レベルの話だが、その差は360ダメージ。対空技のダメージの3倍以上の効果があるという事がわかっていただけただろうか。

 

 

対戦しながら、「この試合で対空は出せているか」を意識

対空技は上記のとおり、出せれば非常に有効な手段である。そのため、相手が飛んできたら原則的には全て落とせるのが望ましい。同時に、対戦中に「この試合は何回飛びこまれて、内何回落とせたか」を常に意識してみると良いだろう。

 

当たり前だが、地上で何かをしていればその行動に飛びを合わせられたら対空が出ない事はあるし、見えていても全ての飛びが落とせるのはかなり上手いプレイヤーである(もちろんキャラによる)。プレイ中、特に連戦中に自分で確認して、「今日は対空が出てないな」とか「飛びが多い相手だな」等と考えながらプレイできると、対空も出しやすくなるだろう。

 

 

「落とせない飛び」がある時

ここまで書いておいてなんだが、組み合わせ次第では、「飛びを落とせない組み合わせ」もある。ここで言う「落とせない」とは以下の2つ。

 

1.起動変化技を持っている、相手の飛びのスピードが速い、反応が遅い、疲れてる(←重要)、体調が悪い(←超重要)、心が乱れてる(←めちゃめちゃ重要)、プライベートで問題を抱えてる(←一回ゲーム休も?ね?)などの理由で、プレイヤー側が対空を出せない。落とせる技はあるし、フレーム上は落とせるけど、自分のせいで落とせない。

 

2.起動変化技を持っている、対空技を見てから選択を変更できる技があるなど、対空は出せるが出した方が危険である。

 

3.相手のジャンプ技の判定が強い、こちらの対空技の判定が弱い、届かない、など、落とせる技がない。反応とかフレームの前に、仕様として相手の飛びを落とす技が存在しない。

 

基本的に、1.についてはプレイヤーの問題で、練習や慣れ、小休止などで解決するしかない。(管理人だけかもしれないが、1週間ぶりにゲームをすると、自分でもびっくりするくらい対空が出る事もある。1週間は極端だが、休憩するのも大事。もちろん、びっくりするくらい対空が出ない事もある。)

問題は2.と3.。これはもう状況次第だが。

 

一応、1.2.3.含めて、対空が出ない時の対処方法についても記載する。

1,ガードしてそのあとの読み合いで頑張る

基本はこれ。密着でフレーム上相手有利になるが、

ガンガード(打撃には削られるだけ。投げに負ける)

小技暴れ(フレーム次第では打撃/投げを喰らう)

投げ暴れ(投げにはグラップ。フレーム次第では打撃を喰らう。)

無敵技暴れ(打撃/投げに勝てる。読まれてガードされると大ダメージ必至)

バクステ擦り(打撃のリーチ次第/投げはほぼよけれる。狩られると大ダメージ。画面端も近づく)

 

2.前ステやスライディング等の移動技でくぐってよける。

前ステの性能が良ければ、ジャンプ見てから前ステでくぐるのも有効。そのあとの状況はキャラによってまちまちだが、大きな危険になる事は少ない。また、スライディング系の移動技で逃げてしまうのも有効だ。これらも多用すると相手キャラによっては前ステや移動技を読んだ行動もあるので、そこでまた読み合いになる。

 

3.バックジャンプで飛びこまれないように逃げる。

多用すると、バクステ同様画面端に近づいてしまうのでほどほどに。

 

4.先に固めて殺す

ガードした後も不利、移動技も前ステ性能もない、バックジャンプも難しい、という状況になったら、相手の飛びに対処するのは難しい。そうなったらもう「相手が飛んでくる前に自分から攻め込んで一気に攻め勝つ」のが実は正解の場合もある。対処するだけではなく、強引に自分のペースに持ち込むのも、出来るようになっておくと強い。

 

以上、対空についての管理人なりの考えをまとめてみた。とにかく重要なもので、相手の飛びをどうするか、を考えながらプレイするとよいだろう。

 

 

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